Hospital tour
Thoughts on the training

病院見学・実習の感想

Hospital tour

病院見学について

ご見学では指導医が案内・説明を行います。
内容は可能な限り御希望を踏まえ調整しますので、
申し込みフォーム記入の際に【見学に対するご要望】へご記入ください。

(例:○科の手術と●科の外来診療の見学、カンファレンスの同席、□検査の見学等)

また、病院見学の際の交通費については下記の支援制度をご利用ください。
詳細:新潟県臨床研修病院見学・実習会交通費支援(良医育成新潟県コンソーシアム事務局)
病院見学1
病院見学2

Clinical training

初期臨床研修の感想

  • 横山 稜さん
  • 令和4年度採用研修医(令和6年3月修了)

    2年間の感想

    当初はがんにあまり興味はありませんでした。「難しそう」「抗がん剤って怖いな」といった感じで自分と縁遠い話のように思っていました。そんな私がなぜがんセンターを研修先に選んだのかはさておき、いざ始まった研修はまさしく『がん三昧』でした。
    外科療法、化学療法、放射線療法、緩和ケアなど多角的にがんと向き合った2年間はあっという間に過ぎ、すっかりがん治療に魅了された私は、気がつけばがん治療をライフワークに定めていました。それくらいがんセンターでの研修は強烈な経験でした。
    がんセンターには熱意に応えてくださる先生方がいます。フレンドリーな他職種の方々がいます。新潟に縁もゆかりも無い私を迎え入れてくれた温かさがあります。
    ぜひ一度(騙されたと思って)見学にいらしてください。

Hospital tour

病院見学の感想

  • N大学

    Sさん
    (女性)

    見学の動機、理由

    血液内科、小児血液腫瘍に興味があり、また合同説明会での説明を拝聴し、是非見学させていただきたく思いました。

    見学を終えて

    小児科、血液内科、研修医の先生方はじめ、皆様に暖かく歓迎していただき、ありがとうございました。
    様々な疾患について、丁寧に解説していただき、血液分野に一層興味を持つとともに、がんセンター指導医の先生方の熱意あふれる様子を拝見し、大変有意義な時間を過ごすことができました。
  • 既卒

    Mさん
    (男性)

    見学の動機、理由

    研修プログラムが充実しており、癌に携わる医師になりたいという気持ちもあったため、がんセンターでの研修に応募させていただきたいと考え、見学を申し込ませて頂きました。

    見学を終えて

    優しく、温かい雰囲気の病院だと感じました。
    それは医師のみならず、コメディカルスタッフのみなさんの思いやりと優しさから来るのだと、実際に見学させて頂く中で実感してゆきました。
    ご縁がありましたら、ぜひみなさんと共に働き患者さんを笑顔にしてゆきたいと感じました。
    改めまして、本日は貴重なお時間、機会を頂きまして誠にありがとうございました。

Practical training

実習の感想

  • N大学

    Iさん
    (男性)
    (一部抜粋)
    実習では、外来見学、病理検査、皮膚科手術などを経験させていただきました。がんセンター皮膚科では、基底細胞癌、有棘細胞癌、メラノーマを中心とした様々な皮膚腫瘍、そしてがん治療に伴う皮膚障害が主に取り扱われています。これらを通し、腫瘍にまつわる皮膚科診療への理解を深めることができました。
    これらの中でも、皮膚科手術は強く印象に残りました。手術の見学だけでなく、縫合や切開、抜糸などさまざまな外科手技を経験させていただき、非常に感謝しています。これらの基本的な外科手技は、方法を習う機会はあるものの実践での経験が難しく、貴重な経験となりました。また単に経験ができるだけでなく、先生方が縫合を得意とする皮膚科の先生方に教わったことで、自分の手技に少し自信を持つことができました。
  • N大学

    Sさん
    (男性)
    (一部抜粋)
    がん治療の難しさややりがいを知ることができました。分子標的薬がよく効いて5年以上生存している方もいれば、終末期で緩和ケアに専念する方など、様々な経過の患者さんにお会いして、貴重な経験になりました。そこで学んだのは、患者さんはがんの治療をするために生きているわけではなく、病気と付き合いながら最後までその人らしい人生を送ることが大切だということです。がん患者さんを診る上で、どうしても厳しいお話をしなければならない時もやってきます。そういう場面でも先生は、患者さんがなるべくショックを受けないように、けれどもしっかりと現実を受け止めて病気と向き合っていけるように工夫してお話されていて、そのスキルが素晴らしいと思いました。
    手技もたくさんやらせて頂き、自分自身の成長を感じられました。
    優しく熱心に教えてくださる先生ばかりで、毎日楽しく学びの多いい実習をすることができました。
  • N大学

    Nさん
    (男性)
    (一部抜粋)
    緩和ケアの実習は自分の今後のキャリアについて考えるきっかけにもなりました。これまでは「医師は治してこそ」という考えが自分の中にあったため、緩和ケアの実習の中で根治的な治療が難しい患者さんを目の当たりにしたのは中々にショックなことでした。しかし、緩和ケア病棟の患者さんの中には「最後まで頑張りたいと思います。」とおっしゃる方や、自宅に退院していかれる方など前向きに生きている方がいて、そういった方々の生き方を支える緩和ケアを通じて、がん治療には様々な形があり、治すことだけがすべてではないのだと学ばせていただくことができました。緩和ケアの実習で感じたことを胸に留め、自分はどのようにしてがんと向き合っていきたいのかを考えながら医師としての人生を歩んでいきたいと思います。